【コーチインタビュー】岡崎太郎さんに聞くスクールへの想い ワカヤマグリーンテニスクラブ

ワカヤマグリーンテニスクラブの岡崎太郎さんインタビュー

今回は、和歌山市で全国レベルのジュニアを輩出しているワカヤマグリーンテニスクラブの代表の岡崎さんにお話を聞いてきました!

ジュニアの育成に加え、一般の方のスクールにも定評のあるテニスクラブです。

岡崎さんの過去の戦績・プロフィール

まず初めに岡崎太郎さんについてご紹介します。

岡崎さんは、ワカヤマグリーンテニスクラブでテニスを始め、このスクールで育ちました。インターハイでは全国3位の結果。高校卒業後、法政大学に進学し、単複インカレに出場。団体戦では大学王座3位。和歌山県の元国体選手でもあります。

ジュニアに教えていること

そんな岡崎さんに、ジュニアに教えていることについて聞いてみました。

テニスログ編集者:ジュニアのスクールの特色や教育方針について教えてください。

岡崎コーチ:「姿勢」を最も重視しています。テニスで全ての試合に勝ち続けることは難しいんです。「難しいからできない」ではなく、まずは勝つことよりも簡単な誰でもできる基本から始めることが大切だと考えています。例えば、挨拶。これは小さなことですが、テニスに勝つためには回り回って非常に重要です。ワカヤマグリーンテニスクラブでは、そのような基本的な姿勢を大切にしています。

テニスログ編集者:練習に関してはどのような指導をしていますか?

岡崎コーチ:ジュニア選手が一人でも考えられるようにすることです。例えば、調子に左右されず練習に取り組むことも指導しています。調子が悪いと、練習自体を集中せずに手を抜きがちです。今日は調子が悪いと言い訳をするジュニアがいます。ミスが多かったり、失敗したりすることは許容しますが、その中でも、自分で考えさせて、練習をさせるようにしています。試合中は一人ですし、試合も調子が悪いから試合に負けたという言い訳も勝負の世界では通用しません。

テニスログ編集者:試合に関しては?

岡崎コーチ:考える能力がここに活きます。試合中、選手は一人です。最初は試合後に私たちコーチからのアドバイスをすることも多いですが、最終的には自分で考え、分析し、次のアクションにつなげる能力を養っていきます。これが私たちのスクールの特色です。

テニスログ編集者:最後に、ジュニアたちに伝えたいことは?

岡崎コーチ:基本の練習が重要であることを忘れずに。私たちは、ジュニアたちが自分で考えて行動できる強いプレイヤーになるためのサポートをします。

一般スクールについて

テニスログ編集者:一般のテニススクールの指導方針についても教えてください。

岡崎コーチ:目的に合った指導をします。画一化されたスクールではありません。テニスは、単に技術的に上手くなったらいいというスポーツではなく、人との繋がりのため、楽しみのため、健康のため、試合に勝つため、と多くの目的のあるスポーツです。私たちは、生徒さんの目的に合った指導を行っています。

テニスログ編集者:何か特色などはありますか?

岡崎コーチ:ただ楽しみたいだけではなく、試合に勝ちたいと思う生徒さんもいます。「和歌山で強くなりたい」と思っている方や、基礎を大切に「地味な練習」を求める方には、今の状態から最善の指導でサポートします。我々は、各生徒さんのニーズに合わせて、細やかな指導を提供しています。アウトドアの練習で試合に勝ちたい人にはとても良いスクールだと思います。

テニスログ編集者:ダブルスの指導についてはどうですか?

岡崎コーチ:レディースの方々に、和歌山から関西の大会、全国大会に出場するためのサポートもしております。元々ダブルスが得意(全国トップレベル)だったため、そのレベルで教えることができます。

テニスログ編集者:シングルスの方はどうでしょうか?

岡崎コーチ:もちろん、シングルスのレッスンも充実して提供しています。ニーズに合わせて、レッスンをいたします!

ワカヤマグリーンテニスクラブの想い・方針

ジュニアには、挨拶などの基本動作だけでなく、将来的に社会人になった時に「自分の力で考える」という非常に重要なスキルを、テニスを通じて学ばせるという方針や、一般スクールでもそれぞれのニーズに合わせて指導することなど、お客様想いのスクールだと感じました。

将来の展望

スクール生の多様なニーズのために、冷暖房完備のインドア施設を作ることを目標にしているとのこと。まだまだお客様に喜んでもらえるようにと熱く語る姿に、テニスへの想いが伝わってくるインタビューでした!

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